医療法人 光川会 福岡脳神経外科病院 FUKUOKA NEUROSURGICAL HOSPITAL

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病院紹介

MRガイド下集束超音波治療(FUS)

本態性振戦や
パーキンソン病による
⼿のふるえの症状でお困りの⽅へ

本態性振戦とパーキンソン病は、ふるえを起こす代表的な脳神経の病気です。

図 パーキンソン病による症状
図 パーキンソン病による症状

手がふるえて字がうまくかけない…
食事のときにお箸やコップをうまく持てない…
他人にふるえを見られるのが 恥ずかしい…

このような症状により生活に不自由を感じている方や
本態性振戦やパーキンソン病と診断された方で、薬物療法の効果が低い方へ

メスで頭を切らずに治療できるようになりました。

MRガイド下 集束超音波治療 FUS (以下「FUS」と表記いたします)
MRI(磁気共鳴画像)と超⾳波を組み合わせた
メスを使わない外科的療法です。

図 集束超音波治療 FUS 図 集束超音波治療 FUS

超音波発生素子が埋め込まれた治療ヘルメットに患者さんの頭を固定し、ふるえの原因となる神経回路である視床腹側中問核に超音波を集束させ熱凝固します。
超音波は頭蓋骨を貫通するため、従来の手術療法のように頭蓋骨に孔をあける(穿孔する)必要がありません。そのため出血や感染症のリスクは少ないと考えられます。

MR|(磁気共鳴画像装置)を併用するため、治療中にも正確な治療部位と温度が分かります。患者さんと医師が対話しながら各種のテストを繰り返し、ふるえの軽減を確認しながら超音波照射を進め、最適と判断された時点で終了します。このため治療中は麻酔をせす覚醒したままで行います。

治療は通常3〜4時間程度となります。

治療の効果

図 治療の効果

治療後はすぐにふるえが改善し、滑らかに線が書けるようになっています。

図 治療の効果

FUSは、本態性振戦やパーキンソン病による、手のふるえの症状軽減を目的とする治療法です。
病気そのものを治す根治治療ではありません。

FUSの特徴

  • 放射線被曝がない
  • 穿孔や機器の埋め込みがなく体への負担が少ない
  • MRIでリアルタイムに正確な位置と温度を確認しながら治療を行う
  • 治療中、医師と状況を対話確認しながら超音波照射、効果判定を行う

FUSについて詳しくはこちらをご覧ください。

https://furue.org/

治療にかかる費用について

公的医療保険が適用されます。

FUSは、高額療養費制度の対象となっています。これは医療費の負担が重くならないよう、一ヶ月に窓口で支払った自己負担額が高額になった場合、上限額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻される制度です。

図 公的医療保険

自己負担限度額は、年齢や所得に応じて定められております。

入院時の食事代や差額ベッド代などには適用されません。

事前に申請し「限度額適用認定証」 を提示することで、窓口でいったん全額を支払うことなく、支払い上限を月ごとの自己負担限度額までとする方法もあります。

難病医療費助成制度(パーキンソン病)

パーキンソン病の患者さんで、ヤール重症度3度以上、生活機能障害度2度以上の方は、難病医療費助成制度の対象になります。 この助成を受けるには、都道府県から指定された医療機関で治療を受ける必要があります。また軽症の患者さんでも高額な医療の継続が必要な場合、特例措置があります。
詳しくは、お問い合わせください。

図 家族
手のふるえの症状でお困りの方へ

FUSは、治療効果がすぐにわかり、頭を切らないので、入院期間も短く身体への負担が少ない新しい治療法です。九州で導入している施設も少なく福岡では当院だけです。

手のふるえでお悩みの方や治療のことが知りたい、疑問がある方は、いつでもお気軽にご相談ください。

脳神経内科医⻑ ⽥代典章
脳神経内科医⻑⽥代典章(たしろのりあき)

防衛医科大学 2009年卒業
所属学会・資格:内科認定医、神経内科専門医、日本認知症学会

MRガイド下 集束超音波治療 FUS
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